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2009年1月 4日 (日)

土佐の八金ばあちゃんの昔話。





ウチの奥さんのおばあさんの昔話はいつ聞いてもおもしろい。




今日の話は『ばあちゃんのお母さんの命が延~びた。の巻』。





昔、おばあさんが8歳のころ、おばあさんのお母さんが命にかかわる病気になったそうな。


そこで、おばあさんは毎日毎日、学校からも急いで帰って看病したんだと。


そんなある日、近所のおばちゃんたちが話しているのを聞いて、毎朝学校へ行く前に、近くにあったお大師さまに3×7の21日間、お参りすることにしたんだそうな。



『私の命を20年縮めていいから、お母さんの命を助けてください』って。



そして、21日目の日、なんだか学校へ行かない方がいいように思えて、近所にいた友達に「あたしゃ今日は学校へ行かんき、言うちょいてや」言うて、学校を休んだんじゃと。



それでも、勉強はせんといかんと思うて、机に向かっていろはの勉強をしよったら、なんだか眠たくなってうたた寝をしてしもうたそうな。



そうしたらまぁ、夢枕に弘法大師様が現れて、「お前の母親の命を助けよう」って言うていったんやって。



ハッとして目が覚めて、ふっとお母さんを見たら、両手を合わせて拝みゆうやないか。


「おかあさん、どうしたで?」いうて聞いたら、「お大師様が来ちょった」言うて涙を流しゆう。


お母さんの所にも来ちょったがやねぇ。



そんなことで、ためしにお母さんに「立てってみたら?」って言うてみたら、それまで寝たきりやったお母さんがすっくと立って、それからみるみる元気になったんやって。





さて、それから何年も経って、おばあさんが27歳のころ、お母さんはガンになった。


おばあさんは一生懸命働いて、お母さんの治療費を稼いだ。





そうしてまた半年が過ぎたころ、お母さんが危篤いう電報が来た。



医者からは、最初に「長くて一年。早ければ半年の命」と言われちょったき、『もうお迎えが来たがかもしれん』と思うて急いで帰ったけど、お母さんはもう亡くなっておったそうな。



でも、死に目に会えんかったけど、そのときは不思議にあんまり悲しいと思わんかった。



それから、お母さんをお風呂に入れて、一反木綿を買うてきて着物を縫うて着せて、葬式も出した後、急に涙がトウトウと流れてきたんだと。


いとこが「今日は思わく泣け」言うもんやき、涙がどんどん溢れてきて泣きに泣いた。



それから少しして落着いて、縁側でぼ~っと考えてみたら、お母さんが死んだのは、お大師様が現れてからちょうど20年目やったんやって。



おばあさんはそれまで、お大師様のことは誰にも言うてなかったけんど、近所の良くしてくれるおばあちゃんに初めてそのことを話したら、そのおばあちゃんはこう言うてくれたそうな。


「おまんの命は20年縮んだんじゃのうて、お大師様がおまんの行いを見て20年命を接いでくれちょらぁよ」ってね。







で、奥さんのおばあさんは御歳83歳。まだまだ元気です。

100歳越えて欲しいなぁと思っています。



こんな話を聞いて、いつも思うのは、このおばあさんの昔話を録音しときたいってこと。

たくさん集まったら本にできないかなぁ。。。







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