尾木ママ。。。
今日は尾木ママの講演に出席。
ほとんど半分以上はどうでもいい楽しい裏話だったけども、コアの部分は共感できるいい内容だったので重要ポイントを書き出しておこうと思う。。。
①諸外国は小中学校・高校での留年率が高い。けれどもこれは悪いことではない。なぜならそれは、わからない子をわかるまで(コストをかけてでも)ちゃんと教えているということだから。ダメなのは日本のように十分にわかっていない子でも『留年は可哀相』なんていう感情論で一律に進級させてしまうこと。これだと理解できない子がどんどん量産されていく。可哀相なのは留年することではなく、理解できないまま放置されることだ。
②2011年度の大企業の採用は35%が留学生であり、日本の大学生はメタメタに弾かれている。今後の計画では2012年度が55%、2013年度が75%の予定。
尾木ママはこれをすごく悲観的に捕らえていたけれど、なぐなぐはすごく楽しみだったりする。なぜなら、この国がやっと変わらざるを得ない状況に置かれたということだから。成長・発明の母である必要が生まれたってことになる。これまでどうやっても変わらなかった教育・雇用制度がやっと変わるってことだ。
③『褒めて育てる』というのは、なんでもかんでも褒めたらいいっていうものではない。例えば、子どもがテストで5点を取ってきたとき、「5点も取れたの~(*^_^*)頑張ったねぇ。えらい」っていうのはちょっと違うよね。
その場合は「どうしたの?」と事情を聞いてみたら「実は、昨夜1時まで英語の勉強をしてたんだけど、今日学校行ったらテストがあるのが数学だったんだよ。それでも、いつもなら勉強なしでも40点くらいは取れてたんだけど今日はびっくりしてパニクっちゃって…。すごく悔しかった」ってことだったりするかもしれない。
で、そこでは「そうなのか。つらかったんだね」とつらい思いを共感する。すると「でも、中学生にもなってテストの科目を間違えてたりってやっぱりダメだよね。今度は間違えないようにちゃんと紙に書いてくるようにするよ」と自分なりの解決策を見つけるかもしれない。ここで褒めるのが正解なんだよね。
「キミはやっぱりママとパパの子だ。ちゃんと自分で考えられたね。信じてたよ。えらい(*^_^*)」
これだと子どもは前に進めるよね。
これからの時代は社会主義的偽資本主義の化けの皮がどんどん剥がれていく。そしてその中で幸せを掴むためには、外語力・発想力・コミュニケーション力・プレゼンテーション力・論理的思考・洞察力などが必要になってくる。これらは従来の教育では獲得し得ないものだ。
僕の保育は外語力以外はこれらを育てることができていると思うけれど、就学後にこれらの能力が抑圧されては元も子もない。企業の採用活動の影響を受けて、この国の教育がドラスティックに変わってくれることを期待して待つとしよう。。。
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